▼リノベーションを選ぶメリット
リノベーションには大きくいって3つのメリットがあります。
(1)税金で安心
税金 税金は建築当時が原則一番高くなります。(控除除く) 木造で22年 鉄骨で34年 鉄筋コンクリートで47年かけて償却されます。つまりそれまでは税務上は価値があるとみなされます。
団地のような経年たった建物は40年50年近くたてば建物の評価は限りなく0円に近くなります。つまり建物の税金はわずかで済んでしまうということです。
仮に以下のケースを比較してみましょう。販売価格*0.7=課税評価価格とします。 課税は固定資産税+都市計画税=1.7%とします。
●新築マンション の場合 販売価格 2500万円 土地の価格500万 建物の価格2000万(1000万控除)
1500万円*0.7*0.017=17.85万円 最初の5年間1000万円の控除があった場合です。
ない場合、5年以上経過したあとは焼却分を外せば25万円以上の税金を払う必要があります。
●団地のような築年数が経過したマンション
販売価格600万+リノベーション費用600万 土地価格500万 建物価格100万
600万円*0.7*0.017=7.14万円 つまりどんなに高くても10万円以下の税金で済むわけです。
もちろん購入価格も違うし、広さも2割程度狭いケースがほとんどですがリノベーション物件は
新築に比べ購入価格も半分以下、税金も半分から1/3で済んで無理なくライフスタイルを
堪能できる資金計画が作れるわけです。
(2)住んでいたから安心
リノベーションを選択する場合に2つのケースがあります。一つはもともと住んでいる方、もう一つは中古を買って
購入された方。いずれも一度住んでいたので設備や内装は古くなっていますがリノベーションによってすべて
新築同様になります。新築と違うのはすでに何十年と住んできたから騒音や匂い、風景や風通しなど
生活環境が変わらなく快適で暮らせるということ。もし何十年して建物が建ったりして環境が大きく変われば
住み続ける選択はないはずですがあえて住み続ける理由があるわけです。
新築マンションを購入後、数年後に前に大きなマンションが建ってしまい見晴らしも風通しも採光も取れなくなって
しまったという話を聞くことは少なくありません。中古だから住み続けたからこそ安心が得られるわけです。
(3)価格で安心
もちろん購入価格も違うし、広さも2割程度狭いケースがほとんどですがリノベーション物件は
新築に比べ購入価格も半分以下、税金も半分から1/3で済んで無理なくライフスタイルを
堪能できる資金計画が作れるわけです。
最初のモデルで書かせていただいたように
●新築マンション の場合 販売価格 2500万円 土地の価格500万 建物の価格2000万
●団地のような築年数が経過したマンション
販売価格600万+リノベーション費用600万 土地価格500万 建物価格100万+600万円としましょう。
総額は1200万円 半分以下です。仮に建物が2割狭いとしても十分お得です。
たださらに魅力は価格だけではありません。
貴方だけの選択の自由、オーダーメイドができるわけです。
築マンションでは設備や内装の選択がありません。あってもほんのわずかです。
お金を出せばできるかもしれませんが莫大な費用が掛かるわけです。
しかしながらリノベーションならすべて自由です。いや固定することができないのです。
大きさや形状、仕様などその建物ごとに合わせざるをえません。
もちろん予算の制約はありますが自由にせざるを得ないのです。まさしくリノベーションの魅力であります。